こんにちは!
アトリエあいだっく川崎です。
新学期に入りましたね!
4月も中盤になってきて、子どもたちも少しずつ新生活に慣れてきた様子です。
アトリエも新メンバーを迎えて、各曜日、制作活動に打ち込んでいます。
新しい環境になると、皆さん新しい刺激を求めるようで、アトリエの制作活動にも新しい風が吹き始めています。
今回はそんな子どもたちの新しい取り組みをご紹介します!
☆ 針金骨格の紙粘土フィギュア
最近のアトリエブームの一つに、針金で骨格を作った紙粘土フィギュアがあります。
針金を骨格にすると、制作した後に市販のフィギュアのように可動させることができ、結構ウケが良いのです…笑
ヒトならヒトの骨格、動物ならその作りたい動物の骨格標本を見つつ、針金で骨格を作っていきます。
骨格が歪んでしまうとその後に肉付けしても歪んでしまうので、ベースながらとても大事な作業です。
子どもたちが制作した骨格の精度には、解剖学を専門的に学んだアトリエのセラピストもびっくりしていました。
☆リアル志向のプラ板制作
プラ板といえば昭和の時代から子どもに人気のある活動ですが、令和の時代のプラ板一味違うようです。
最近のゲームは3Dの時代になってきており、子どもたちに人気のあるキャラも3Dの複雑なキャラになってきています。
これをアトリエの子どもたちは超リアルに描こうとしているのです!
3Dなので影もつけなければなりません。影は色鉛筆で重ね塗りをして「いい塩梅」の色を作っています。
実際にスタッフもチャレンジしてみたのですが、子どもたちのように上手に作れず、密かに心が折れました 笑
【作業療法士より…】
新しい活動に取り組む際、ヒトは「どのようなステップで行うか?」「どのようなスキルが必要か?」「どういった環境にしておくことがいいか?」など、活動のための段取りや道具の使い方、直面する問題への解決を行う『プロセス技能』と呼ばれるスキルをフル活用します。
プロセス技能は発達に特性のあるお子さんが社会生活を営んでいく上で重要な『適応行動』と関係があると言われています。
新しい活動に取り組むと、「上手にできない…」「どうすればいいだろうか…」と常に考えながら、活動に適応していきます。
今回のように新しい活動に取り組んで、上手に制作ができるというのは、過去に学んだスキルを別の活動で活かすという、スキルの『転移』が起こっていると考えられます。
スキルを別の活動で活用することは簡単ではないので、とても素晴らしい活動ができていたのではないかと思います。
今後も新しい活動に取り組んでもらいながら、子どもたちの『プロセス技能』を伸ばしていきたいですね!
『アトリエあいだっく川崎』
神奈川県川崎市川崎区鋼管通にある放課後等デイサービスです。
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