こんにちは！
放課後等デイサービスアトリエあいだっく川崎です。
先日の雪はすごかったですね。
アトリエでも早めに送迎を開始しましたが、渋滞もあり、かなり大変な一日でした…
さて、今回はいつもと少し趣向を変えて来年度のことについてお話できたらなと思います。
放デイ利用している方にはあまり馴染みのない話かもしれませんが、今年度は「報酬改定」といって、放デイをはじめとした障害福祉等サービスのシステムが変更される年になっています。我々放デイの事業所は厚生労働省の定めた障害福祉等サービスのルールの中で運営を行っており、このルールの中で皆さんにご利用いただいているということになります。
報酬改定は３年に一回されるのですが、今回の報酬改定は医療、介護、障害福祉の３領域の内容が変わることになっており、巷では「トリプル改定」なんて言われています。３領域にわたってサービスが見直しになることもあり、今回の改定はかなり大きなものになるだろうと予想されていました。
そんな今回の報酬改定ですが、2/6に具体的な内容が厚生労働省から提示されました。今回はサービスを受ける主体であるご利用者の皆様にも関連のある大きな変化を２つご紹介させていただきます。
1. 支援時間の区分分けについて
今回の報酬改定によって、ご利用いただく時間によってサービス料が変化することになりました。具体的には1) 30分以上～１時間半以下、2) １時間半超～３時間以下、3) ３時間超～５時間以下(学校休業日のみ)となります。
学校のある平日の場合1)または2)の枠でご利用をいただくことになり、３時間を超える場合は延長支援加算という延長時間でサービスをご提供することになります。
あいだっくは違いますが、コマで支援をしている事業所さんの場合、１コマあたりの時間によってはシステムを変えないといけなくなってしまう場合もあるかもしれませんね。
2. 専門的支援について
今回の報酬改定のもう一つの大きな変化は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理職等の専門職による支援が手厚くなるほど評価されるようになったということです。現在においても、こういった専門職の配置はかなり評価されているのですが、きっちりと個別集中的に支援を行うことが重要だと国が示したことになります。
具体的には、月に２～6回(利用日数に応じて回数は変化)までになりますが、専門職による計画的な個別集中的支援を行います。
放デイに専門職はかなり配置されるようになってきましたが、今回の報酬改定により配置をする事業所がさらに増えることが予想されます。さらに配置だけでなく、しっかりと個別で専門職が支援を行いますので、利用される場合は、どういった支援をしてくれるのかチェックする必要があるかもしれません。
あいだっくでは全施設に１名以上の専門職が配置されており、すでに支援を行っています。４月以降より一層質の高い支援ができるように準備を進めていきたいと思います。
少し込み入った内容になってしまいました。
できる限りわかりやすく説明したつもりですが、何分放デイの運営に関わる内容なので、ご容赦いただけたらと思います。
とはいえ、ご利用される方も知っておいたほうがいい内容であることは間違いありませんので、少しでも伝えることができていたら幸いです。
今日はここまで！
また次回もお楽しみに！！
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