■放課後等デイサービスとは
放課後等デイサービスとは、2012年4月に児童福祉法に位置づけられた、障害のある就学児向けの学童保育のような福祉サービスです。従来は未就学児と就学児がともに通うサービスでしたが、2012年の児童福祉法改正により、年齢や目的別に児童発達支援・医療型児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所など訪問支援へと再編成されました。また、今まで不足していた障害児自立支援施設を増やすことを目的とした大幅な規制緩和も進み、住んでいる地域で、乳幼児から高校卒業まで一貫したサービスを受けられるようになりました。現在は、多くの放課後等デイサービスが誕生し、保護者が複数の施設を選択したり、施設を比べながら選べるようにもなっております。
パソコンあいだっく川崎の今週は、学校の振り替え休日で午前中から利用する児童たちと就労継続支援A型事業所へ就労体験へ行ってきました。
就労継続支援A型事業所とは就労系福祉サービス3形態の一つです。
●就労継続支援A型事業所
労働者として働きながら、一般企業への就職を目指すサービスです。
実際に雇用契約を結び、施設内での軽作業から施設外での清掃やクリーニングといった作業をしていきます。
●就労継続支援B型事業所
雇用契約は結ばずに、障がいがある方に対して、生産活動等の機会の提供、知識および能力の向上の為に必要な
訓練等を行うサービスです。このサービスを通じて就労に必要な知識、経験が得られた場合は就労継続支援A型や
一般就労への移行を目指します。
●就労移行支援
就労を希望する障がいをお持ちの方に、訓練を通じて生産活動や就労において必要な知識や能力、ビジネスマナー等を学んでいきます。
一般就労に必要な知識、能力を養い、本人の適正に見合った職場への就労と定着を目指します。
今回、就労体験を行ったのは「就労継続支援A型事業所」です。
納期を前に忙しい日、そして初めての環境でしたので最初は緊張していた児童もおりましたが
作業の説明を受け、実際に作業を始めると、とても集中して取り組んでいました。
就労体験といっても、扱っているお仕事は本物です!
今回は、みなさんもコンビニや文房具屋さんで目にする事が多い、三〇鉛筆からのボールペンの組み立ての作業でした。
実は、シンプルなように見えて、ボールペン作りはとても工程が多く、複雑なのです…
部品も多く、検品も各パーツごと行ったりと、「集中力」が重要になってきます。
今回のボールペンは、ボールペン+シャーペンもあるので、一番工程が多い商品です。
消しゴムをはめて、三色のインクをはめて、キャップをしめてといった流れです。
30分程作業に取り組みましたが、一人20本程のボールペンが完成しました!
大人達の中でとても緊張したと思いますが、上出来です!
また次回も頑張りましょうね!
今回、就労体験にご協力して頂いた株式会社マーベリックのみなさん、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/180402/prl1804021012036-n1.htm
ボーリングも楽しんできました。
やるべきことをしっかり頑張った後はリラックスタイムも必要ですね。パソコンアイダックへ通う児童には心の中に抱える気持ちをうまく表現、伝えることが苦手な児童もいます。こちらから感じ取ってあげられるような信頼関係を築くためにもたくさん遊んで、笑って過ごす時間が大切だと思うのです。
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