今回は、セラピストが大事にしている感覚の紹介をします!
大事にしている感覚の一つ固有感覚(こゆうかんかく)
固有感覚とは、関節や筋肉、腱の動きを感じる身体の位置や動き、力に関する感覚であり、身体の動きの情報を伝えてくれるものです。この感覚をうまく感じ取れることで、自分がどういう動きをすればいいのか判断できます。
例えば、ダンベルを持つときはぎゅっと力を入れる。しかし、豆腐を持つときは優しくそっと力を入れる。積み木を高く積むとき、ゆっくりと腕を動かしそっと上に乗せる。
固有感覚につまずきがあると、
○力の調節が苦手
・友達を呼ぶとき肩を叩くとき→強くバンバン叩いてしまう
・おもちゃを片付けるときや置くとき→勢いよく乱雑になってしまう
○身体・手の使い方が苦手
・ダンスや体操→自分の身体の位置や動きスピードを捉えることが難しくなる
・スキップ・ケンケンッパ→手と足を協調して動かすことが苦手
・箸→持ち方がぎこちない、取りこぼしが多い
・ボタン→うまくはめることが苦手
・シール→狙った場所に貼るのが苦手
などにつながりやすいことがあります…